シャンプーのときや、髪を乾かしたあと。「最近、抜け毛が増えたかも?」と感じることはありませんか?
実は、秋は抜け毛が増える傾向があるといわれる季節。髪には自然な生え変わりの周期があり、季節によって抜け毛の量が変動することも知られています。
では、健やかな髪を保つために、私たちができることは何でしょうか?
今回は、東洋医学に伝わる「髪は血余(けつよ)」という考え方をひもときながら、髪と肌の健やかさを支える毎日の養生をご紹介します。
- 秋になると抜け毛が気になる
- 髪のハリやコシが気になり始めた
- 頭皮や肌の乾燥が気になる
- 食事や生活習慣を見直したい
- 和漢の視点から美容を考えてみたい
秋は本当に抜け毛が増えるの?

髪には「ヘアサイクル」と呼ばれる生え変わりの周期があります。成長期、退行期、休止期を繰り返し、一定の周期で自然に抜け落ちていきます。
一般的に、1日50〜100本程度の抜け毛は生理的な範囲といわれていますが、個人差があります。
また、研究では秋に抜け毛が増える季節変動も報告されています。ただし、抜け毛の原因は季節の変化だけではありません。体調や栄養状態、ストレス、ホルモンの変化など、さまざまな要因が関わることがあります。
大切なのは、本数だけに一喜一憂するのではなく、普段との変化に目を向けることです。
和漢では「髪は血余」と考える

東洋医学では、髪は「血(けつ)」の状態と深く関わると考えられてきました。
ここでいう「血」は、現代医学でいう血液そのものではなく、からだに栄養やうるおいを届ける働きを含む、東洋医学独自の概念です。
「髪は血余」とは、こうした「血」が充実していることが、健やかな髪につながるという伝統的な考え方です。
また、東洋医学では「腎(じん)」も髪と深い関わりを持つとされています。
ここでいう「腎」も、現代医学の腎臓そのものではなく、成長や加齢などに関わる働きを含む伝統的な概念です。
つまり、髪だけを見つめるのではなく、食事や睡眠、日々の過ごし方を含めて、からだ全体を大切にするという発想です。
これは現代医学における抜け毛の原因を説明するものではありませんが、毎日の美容習慣を見直すヒントになります。
髪の養生に取り入れたい「黒い食材」

和漢や薬膳では、食材の色や性質、季節との関係を大切にします。
なかでも、東洋医学で髪との関わりが深いとされる「腎」の養生には、黒い食材がよく登場します。
黒ごま
薬膳では「肝」や「腎」と結びつけて語られる食材。ごはんや和え物に加えるなど、毎日の食事に取り入れやすいのも魅力です。
黒豆
薬膳で「腎」の養生によく使われる食材。植物性たんぱく質を含み、煮豆やごはんなどで楽しめます。
くるみ
薬膳で親しまれている食材のひとつ。脂質を含み、少量でも満足感のある間食になります。
なつめ
薬膳で「血」を意識した食養生によく使われる食材。お茶や煮込み料理にも取り入れられます。
ただし、これらを食べれば抜け毛が減るというわけではありません。髪の主成分はケラチンというたんぱく質。健やかな髪を育むためには、たんぱく質をはじめ、鉄や亜鉛などの栄養素を不足なく摂ることも大切です。
特定の食材に頼らず、毎日の食事をバランスよく楽しむ。そんな食養生を心がけてみましょう。
髪も肌も、外側からのやさしいケアを

髪の健康を考えるとき、食事や休息と同じように大切にしたいのが、外側からのお手入れです。
頭皮は、顔の肌とつながる皮膚の一部。
どちらも、汚れを適切に落とし、必要以上に刺激を与えないことが基本です。頭皮は爪を立てず、指の腹でやさしく洗うこと。顔も、洗いすぎや強い摩擦を避け、洗顔後は肌の状態に合わせて保湿すること。
特に11月は、空気の乾燥が気になり始める時期です。髪や頭皮だけでなく、顔の肌にも目を向けて、毎日のケアを見直してみませんか。
フェナチュルで、肌をいたわる毎日のスキンケア

和漢の養生で大切にされてきた、からだ全体の健やかさに目を向けるという考え方。その視点を、毎日の美容習慣にも取り入れてみましょう。
食事や睡眠を大切にしながら、肌には肌に合ったスキンケアを。
フェナチュルでは、化粧水・美容液・クリームを使った毎日のお手入れをご提案しています。
化粧水でうるおいを与え、美容液を取り入れ、クリームで乾燥を防ぐ。
季節や肌の状態に合わせて、無理なく続けられるケアを大切にしたいですね。
髪のことをきっかけに自分自身のコンディションを見つめ直し、肌のお手入れにも目を向ける。そんな美容習慣も、和漢の養生から得られるヒントのひとつです。
まとめ
秋になると気になりやすい抜け毛。髪には自然な生え変わりの周期があり、季節によって抜け毛の量が変動することもあります。
東洋医学では、昔から髪とからだ全体の健やかさを結びつけて捉えてきました。
- 毎日の食事を大切にする
- 頭皮をやさしく洗う
- 肌には丁寧なスキンケアを
- そして、しっかり休む
髪も肌も、毎日の小さな習慣を積み重ねることから。
この秋は、和漢の知恵をヒントに、内側と外側の両方から自分自身をいたわる美容習慣を始めてみませんか。
フェナチュルのスキンケア商品については、商品ページから詳しくご覧いただけます。


